ロサンジェルス郊外のチャットワースという街に今、世界中の車好きなエンスーから注目を集めるクラシックカーのカスタム工場はある。カスタム工場のイメージとはほど遠い広さと清潔感、その中で黙々と作業を進めるエンジニア達。その工場で作られる車こそ『icon 4×4』。今ハリウッドセレブに「納車まで1年待ってもいいから欲しい」と言わせるカスタムカーブランドである。

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今回ルミノックスチームはそのオーナー兼デザイナーであるジョナサン・ワードから招待を受け、秘密のベールに包まれていた工場を取材することを許された。

ジョナサンは大のFJ(トヨタ ランドクルーザーの通称)ファン。中でも1960年代に誕生した40系と呼ばれるFJ40やFJ45は彼にとって特別な存在である。

「17歳の時FJ40をはじめて見たときからFJは私のアイドルさ、そのFJ40系を現代に甦らせるために17年前小さな工場を作ったんだ。」

通常クラシックカー特にFJ40系のような歴史的名車を甦らせる際はオリジナルに近い状態であればあるほど "偉い"とされる。しかし彼はそんなありきたりの枠には収まらなかった。

「だってそうだろ、現代のエンジンの方がパワーもあるし燃費もいいし、内装に関しても当時はなかった素材やデザインのものが使えるんだから...その方がCOOLだろ。ただ昔の車をきれいにするだけじゃつまらない。本当の意味で今の時代に甦らせるために、いつも新しい技法・技術を考えているんだ。」

工場内に並ぶ『icon 4×4』のネームプレートが付いた車をチェックすると外見も内装も完全に新車。さらにエンジンルームにはなんと新車のコルベットやカマロ用を改造したエンジンが鎮座する。足回りには最新のトラクションコントロールやハイドロニューマチック・サスペンションシステムを採用。もはやオリジナルのFJ40と呼べる車である。1台に費やす時間は約8ヶ月。気になる価格は日本円で約1,500万円ほどで完全受注生産となる。

「ハリウッドスターであろうが、誰もが知っているミュージシャンであっても、サッカー界のスーパースターでもみんな待ってもらってる。それがポリシーだから。」

『icon 4×4』ではクラシックFJ以外にもフォード ブロンコやメルセデスのゲレンデワゴン、ディフェンダーやクラシックトラックまで顧客のオーダーにあわせてさまざまな車種をラインナップ。全世界からのバックオーダーを抱えている。
クラシカルなデザインと最新テクノロジーのハイセンスな融合。唯一無二の孤高のブランド『icon 4×4』、いつか日本でも買える日がくるのだろうか?

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