■過酷な宇宙飛行に耐えるために。

宇宙から見た地球。それは、いままでほんの一握りの人々、未だ世界で500人超の宇宙飛行士しか見ていない光景。それは、青い大気圏に包まれた惑星の、比類なき美しさを言葉で伝えようとしても表現できない光景。それは、多くの宇宙飛行士が「人生を変える経験」と語る光景。

そんな宇宙への旅行を完璧なものにするためには、当然、徹底した準備が必要となる。まずは、身体能力。血圧、視力、聴覚、敏捷性などを医学的な視点で検査される。さらに、加速時にかかる高レベルの重力や無重力を体験したり、実際の飛行をシミュレーションしたりするSXC・トレーニングに参加する。

〈G-centrifuge〉

円を描きながら回転する、長いポールの端に位置する操縦席に乗ることで、最大4.5Gの高レベルの重力を体験できるG-加速度発生装置。この重力に対処するために、プロのインストラクターがレクチャーする簡単なテクニックを身に着ける。

〈L-39 アルバトロス戦闘機〉

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The L-39 Albatrossはシングル・エンジンを搭載した直列式シートの練習用ジェット機だ。この高性能ジェット機は、"Lynx Mk Ⅱ"での宇宙飛行の準備としては最適。プロのパイロットインストラクターの後部座席に座り、ヘルメットを着用し、徐々に高性能の航空機の搭乗に慣れていく。

L-39 アルバトロス戦闘機によるトレーニング映像

〈Zero-G flight〉

特別に設置された航空機を通して、無重力状態をシミュレーションするための無重力飛行、または放物線飛行を実施。宇宙での無重力状態と同様の経験をすることができる。放物線と呼ばれる特殊な運動の間、20秒程度の無重力状態が続き、一度の飛行で20~30回行われる。その間、キャビン内を浮遊でき、宇宙空間でさまざまな任務を遂行する準備となる。

〈Desdemona simulator〉

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オランダのソエステルベルグに位置し、オーストリアのAMST社とTNO社によって建設された、非常にユニークな最新型のシミュレーター。全方向へ動くことができ、3.3Gまでの重力を発生させることが可能だ。操縦席には、最新鋭の約180°広角の高解像度シミュレーションビデオを設置。弾道宇宙飛行の、非常に現実的に近いシミュレーションができる。

Desdemona simulatorによるトレーニング映像

 

 

■挑戦し続ける男、岩城滉一。

DS1_7316LD.jpg「SPACE ADVENTURE」へ挑戦する俳優・岩城滉一氏も、SXC・トレーニングに参加している。2013年の8月末にはオランダを訪れ、Desdemona simulatorやL-39 アルバトロス戦闘機でのトレーニングを体験し、見事にクリアすることができた。

常に挑戦し続け、高い壁を何度も乗り越えてきた岩城氏だ。日本初の芸能人として宇宙旅行を達成した男と歴史に名を刻むのも、そう遠くはないだろう。

 

  

 

(終わり)

SPACE ADVENTURE ~俳優・岩城滉一の挑戦~

2014.03.17(mon):①日本初の芸能人として民間宇宙旅行へ。

2014.03.24(mon):②民間宇宙旅行、成功のカギ。

 

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